狭山へ
最近、エクステリア 力(←りょく)を強化するため お勉強中なのですが、
そんな(?)ご縁で先日、素敵な住宅を見学させていただく機会がありました。
美術館のような外観。住宅に見えません。
複雑な建物形状は、室毎の日照・日射遮蔽、プライバシー確保や景色を考慮して、
綿密に計画されているとのことです。
花火大会の時のビューポイントまで用意されているんですよ。
アプローチ側のあってほしくない位置の電柱は移設したそうです。
ほんとは電線も地中埋設にしたかったけど、それは断念。
埋設しようと試みただけでもすごいですよね。
いつかやりたいなぁ。
道路や隣家との境界に塀などを設けない、オープン外構がすごい迫力。
地形を丘のように造成していたりと、ダイナミックに高低差が計画されているのですが、
複雑なのにすごく自然です。
自然は単調ではないということでしょうね。
なんと循環式の小川まで!これも人工なのにすごく自然。
自宅のお庭で水の音が聞けるのも、とっても贅沢ですね。
小川はアプローチや和室から眺めることができます。
あまりのスケールに恐縮しながら、自動散水システムに怯えながら、内部へ。
徹底して庭を内部へ取り込む、というより家中外!みたいに見せる素材選びや細部の計画がされていました。
ガラスの手前が室内です。
高湿度や雨の多い気候などにより 湿気の多い日本では、内部の床を地面より高く設定するなど、
1階の床下をカラッと風通しよくすることが特に求められますが、
ここまで内外の床の高さを近づけて見せられるんですね。
スラブオングレード(床下空間がないやつ)でしょうか?
どうやっているのか気になります。
奥が畳敷の和室床で、手前が石貼りの廊下床です。
このお家が建って、周辺住民の皆さんなど、地域への影響は大きかったでしょうね。
住宅をつくっていくことって、やっぱりまちづくりなんだということを改めて実感しました。
貴重な時間をありがとうございました!
自分でも、もっとガツガツいろんな空間を体験しに行かないと!
そしてアウトプットして生かさないと!
やまだ
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木造住宅をつくる大阪の(株) 山本博工務店のブログです。
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