住まい手の声
VOICE

家中がさわやか、また尋ねたくなるおうち@奈良市

家中がさわやかで動線がよく、生活が充実しています。明るく、寒くなく、暑くなく開放感があります。
夏は、暑いときだけ2階のエアコンを1台動かして、扇風機であおいでいました。
「木のいい匂いがする!」「また来たよ~」って人々が寄って来られます。
最近、基礎に入れた暖房を使い始めました。外から帰ると、ほんのりとあたたかいのがわかります。

工事中のこと

職人さんたちの、”きっちり作ろう”、”‘綺麗に作ろう”など、家を造っているときの気持ちや性格がこの家に残っていますね。
大工さんたちは、明るくて礼儀正しかったです。

トシ健康ハウスについて

高圧酸素カプセル、温熱低周波、遠赤外線を利用した癒し、FBAプログラムによる経絡測定で食養指導を行っておられます。
健康改善されたかたも多くおられるので、ぜひ私もみていただこうと先日お邪魔しました。 どの機械も初体験なので、身体がちょっとびっくりしていましたが、最後の酸素カプセルでホッと一息。 すべて終わるころにお腹がすいたな~と思ったら、理想的なマクロビランチを用意してくださっていて感激しました。 アドバイスにとどまらず、実際にお料理をみて、味わって、作り方を教わって、、、完璧なプログラムでした。初体験が刺激的で思わずもう1つの目的(!)住み心地を伺うのを忘れるところでした^^;

おうちの中で光と風を感じる心地のよい家 @兵庫県西宮市

御主人様が整体院を営むご家族のお住まい。
左官壁と焼き杉の外観が印象的な都心に建つおうちです。光と風を感じる気持ちの良い空間になりました。

旦那さまより

山本博工務店さんにご無理言って、OBの方々3件のお家を見せてもらうことになったのが2012年の9月のことでした。私達は急遽自営の整体院と住居を建てることが決まり、家造りかけ出し状態での右も左もわからないままホームページの建築事例を見た印象を頼りに山本博工務店さんに電話したのです。 建ててから10年住んだお家に上がらせていただいた時、ひのきのいい香りがしてなんとも心地よかったのです。この体験をうちに来る患者さん、私の家族と共有したいと考えて決め手になりました。家内も賛成してくれたので家づくりがスタートしました。

ここで暮らしてこれから大きくなる子ども達の心の糧となる家になるように。それとともに整体院として来院される方に喜んでもらいたい。出来るだけ居心地が良い建物を作りたい。家造りのコンセプトはこんなところにありました。 私自身の体験に照らしてみると真っ先に思い浮かべる心地よい空間があります。昔に建てた祖父と祖母が住んでいた家です。当時は良くあった焼杉の外壁になっていて、木と土壁と瓦で出来ていました。当時はそれしかなかったのでしょうが、柱の木目、土壁の風合いなど世代を越えて住んだ足あとが残っています。貫禄があって好きな家なのです。この焼杉の家のDNAを残すこともプランに盛り込みました。

建築は文化であり時代とともに移り変わっていく…。昔の家の寿命は長かったので末永く修理して使える工夫がなされていたのです。今の建物は早く安くクレームが発生しないように。見栄えもよく、仕方がないのですが住宅会社と買う人の経済合理性から出来上がったスタイルであることがわかってきました。 アマゾンで片っ端から本を買って読み漁り、120冊を越えてきました。そこで見えてきたものは、実は住宅業界にたずさわる人が本当に売りたい家、建てたい家はもっと違うものだということです。山本博工務店の社長さんのお話、棟梁さんの中津さんの仕事ぶりや、中村さんの想いなどを聞いていると、本当に大工さんとして作りたい家を建てていることが良くわかります。いいモノを作っている。雄弁ではないのですが、皆さんの背中からにじみ出てジリジリとこちらにも伝わってくるものがあります。 設計の福田浩明先生が、設計プランを山本博工務店の得意とする伝統的な家づくりの手法にカッチリと合わせてくださいました。福田先生が設計30年やっていて1~2を争う腕前の大工さんだったと後に語ってくださったのです。総勢20人ほどの方々の本当に高いレベルでの仕事があってこの家ができました。家づくりが終わって実際に暮らしてみて、このお話はお世辞で言ったことではなかったと実感しています。

家造りを体験した方々の話を聞くと、思い描いていたように建てられることは奇跡的なことであるような気がしてなりません。私は本当にいい工務店、設計の先生に出会えたと心から感謝いたします。

奥さまより

最初に、山本社長夫妻、水口さん(山本博工務店スタッフさん)とOBの方の家を見学しました。
どの家も玄関から入るときから、木の香りがして、風の通りがよかったです。そして何より、住んでいらっしゃる方が年月を経て満足して心地よく住まわれていることが分かりました。

工事中のこと

・ 大工さんや様々な職人さんの手で作られていってい るということが工事中よく分かりました。 
・ 頻繁に福田建築工房の福田さん、武田さんと現場で打ち合わせや確認を行いながら工事が進められていたと思いました。
・ 私達も折々に現場に行って¥換気口の位置や、看板を取り付けるコンセントの位置まで1つ1つを現場監督さんと現場で確認をしながら 工事が進められていきました。あいまいなまま進められたことはなく、細かいことまでこ ちらの希望を確認して頂けたと思います。 
・ 棟梁さんと中村大工さんのチームワークもとても良かったように現場で見ていて思いました。 

住み始めての感想

・ 1番感じることは、風がよく通ることです。家の中にいながら、風を感じられることは気持ちがいいです。
梅雨時は風がよく通ったので、ムシムシとした感じはしませんでした。地窓からの風は、夏は特にあってよかったです。子供たちはよく寝転がって、地窓から外 を眺めています。光も十分あります。家を建てる時に希望していた通り、光と風が心地よい家で家の中にいるときとても快適です。 
・ 台所の使い勝手の良さ。ピンクのタイルを市販の棚の上に貼って頂きました。ここで今は長女がきゅうりを切ったり自分にできることをして台所で活躍しています。台所の幅を広めにとってあるので、2人が作業しても十分な広さです。
・ ベランダの居心地がいいので、子供たちはよくベランダに出ています。絵を書いたり、おもちゃで遊んだり、1歳の長男も1人でベラ ンダに出て気持ちよさそうに風にあたりながら外を見ています。長女(5歳)は、「わたし、この家だーいすき!」と言っています。 

お客さんの反応

家に来られた多くのお客さんは、まず玄関を入って木の香りがすると喜ばれます。
そして、食事室から見上げた天井の木の組み方に感動されます。「ロッジみたい!」とよく言われます。それから、漆喰の壁は最近見かけないので漆喰の壁に皆さん興味を示されます。女性のお客さんはタイルが色々使われていることが面白いようです。   

家造りの感想

こんな家がいいなという構想から着工までだいぶ時間がかかりましたが、住んでみて今はとても居心地よくしているので、着工までに十分に時間をかけ、家造りについて考える時間があったことはよかったと思います。
山本博工務店さんにお願いしてよかったなと思います。皆さんありがとうございました。

熊野産材を使った自然素材の家

ご家族といっしょに建てる家の木を見に、三重県熊野の原木市場や、製材所、本宮で建てたおうちなどを見学し、楽しい思い出ができました。ありがとうございました。
完成した住まい手さまに家づくりについてお聞きしました。

家づくりはなるべく安全なもので

新築やモデルハウスを見学したあと頭痛がして、子供も喘息があるので、建材や溶剤についてなるべく揮発性の少ないもの、調湿効果のあるものにしたいと思っていました。
また、太陽光発電やOMソーラーシステムなどを検討している時に、山本博工務店さんが施工していることを知り、依頼することになりました。

家づくりのこだわり

仕切りを少なくし、子供が走り回って遊べるように階段も安全性を優先しました。
(2006年に山本博工務店でおうちを建てた)設計事務所の有限会社ひとがしゅ坂根さんのご自宅がお手本です。 三重県熊野の原木市場で、実際に使う木を見に行き、何十年もかけて育った木を使わせてもらうことに、ありがたみと責任を感じました。 階段部分の天井の斜めに上がっていくのぼり梁をベッドに寝て見上げるのが好きです。ななめの梁と白い和紙壁紙のバランスが美しいです。 日常的に触れる、引き戸、棚、抽斗(引き出し)、カウンターすべてに大工さんの細かい気配りときっちりした仕事が感じれられ、いつも幸せに思います。

工事中のこと

大工さんや、職人さんがひとつひとつ、丁寧なお仕事をされていると思いました。夏場は本当にご苦労様でした。
一本一本手で加工された木材が着々と組まれて行くのは本当に感心しました。 一生に一回しか見られないので、楽しく現場を見学しました。

家族だんらん

冬の間はずっと床暖のあるリビングで食事してテレビを見ています。
2Fの和室が落ち着くのか、子供がベッドから移住してきて、結局みなで雑魚寝をしています。

住んでみて…

大工さん方の丁寧な仕事に感謝しつつ過ごす毎日です。
ノーリツの太陽熱・発電は春先の陽光でも沢山売電できて、お湯の温度も60度まで上がっています。太陽光で沸かしたお風呂サイコーです! 杉板の床は思った以上に柔らかく傷つきやすいので、ビクビクしています。。 引っ越してから、頭痛もちで夜勤明けには必ずバファリンを飲んでいた夫が、バファリンを飲まなくてよくなりました。何故かはわかりませんが、空気清浄機もあまり必要と感じなくなりました。

小さくて広い家 @和歌山市

昨年完成した住まい手さまに家づくりについてお聞きしました。
大きくはないけれど、たっぷりの収納、つながる動線、高い天井ですっきり広々!
自然素材で心地よく、奥様の趣味をたくさん取り入れたかわいらしいおうちです。

お互いに信頼関係が築ける工務店

山本博工務店は、もう10年以上前だと思いますが、オルターを通して存じ上げていました。
使われる資材、技法、デザインセンスが私達の好みでした。工務店を決定する際、場所が遠いということもあり、引き受けていただけるかが心配でした。しかし、何も悩むことはなく、何よりもお互いに信頼関係が築ける工務店である山本博工務店に建ててもらうことに決めました。

実際の木を見れる安心感

家を造るにあたって、木材市場や一枚板の家具屋さん「グリーンフォレスト」の見学に行きました。
自分の家に使われる木を見られるとは思いませんでした。熊野の木を使いたかったので感激しました。そして、加工場にも連れて行って下さったのですが一本一本大切に、丁寧に加工されている様子が分かりました。このような場所を案内して下さることで、とっても安心感が持てました。 木を使ったテーブルやカウンターを当初から考えていたので、グリーンフォレストにお伺いした時、木の種類や数も多く感動しました。その時に木を選ぶことが出来たので、納品されるのをとっても楽しみにしていました。 テーブルの高さも希望サイズにして下さり、椅子の高さもそれに合わせて調節して下さったので快適に使わせていただいています。一番長くいる場所です。 別注で木枠も作っていただき、リビングの雰囲気も一段とアップしました。

家づくりでこだわったこと

・木の温かみを感じられる家。
・日中は電灯をつけなくても自然の光で生活ができる家。
・断熱効果の高いこと。
・西日の暑さを避けたい。
・風の流れがある家。
・家は小さいが広々と感じられる空間であること。
・玄関が広いこと。
・リビングでゆっくりとくつろげること。
・ご近所と隣接はしているが、プライバシーがある家。
・省エネな家

工事中のこと

大工さんをはじめ、本当にどの職人さん業者さんも感じの良い方ばかりで、テキパキと仕事をされていました。
工務店さんと同じ匂いのする業者さん達で、とっても好感が持てました。必ず養生しながらお仕事をして下さっていました。いつ行っても現場がきちんと整理整頓されていて、いつも感動しておりました。間違いの無い仕事をして下さっているなぁと思いました。

住みごこち ~木の香りが漂う家~

全て気に入っているので、どこが一番かは決めがたいです…ガレージまでもが素敵です。
やっぱり木の香りの家はいいですね。家族団らんの場所はリビングで、ほとんどリビングにいます。 このおうちは風がよく通ります。冬はまだ未体験ですが、梅雨の湿気が今までと全く違い、真夏も冷房の効き具合が全く違います。もう少し広い家が建てれたらですが、扇風機や掃除機、モップなどを収納する場所、ペットが居られる場所があったらいいなぁと思いました。

遊び心いっぱいの家 @大阪府大東市

2012年に竣工した住まい手さまのおうち。
駐車場の一角を利用して、光や風をうまく取り入れ、OMソーラーでエネルギーを極力使わないよう作られています。
家族全員が楽しく暮らせる工夫がたくさんつまった家です。
家づくりの思い出を、旦那様にお聞きしました。

阪神大震災を通じて知ったOMソーラー

神戸に住んでいた頃、阪神大震災が起こり、電気は1週間、ガスは3ヶ月使えない日々があり、とても心細い体験をしました。
そのときに、できるだけ電気やガスに頼らない生活をしたいと考えていて、いろいろと調べていたときに太陽熱で暖房ができるOMソーラーを知りました。それから住むならOMソーラーの家がいいと思い、加盟工務店を探し始めました。いろいろな工務店を廻りましたが、最初に訪問したときにいろいろとお話をして、生活動線など住み方についてとても話が合い、山本博工務店で家を建ててもらおうと決めました。

家族全員でアイデアを出し合った家づくり

家をつくる上でこだわったのは、家族が「楽しく」暮らせる「場」を作ることでした。
私の父親の実家近くの敷地なので、妻と子ども達には慣れない土地での生活になります。新しい生活が少しでも楽しみになるよう、楽しく生活できる「家」にしたい…そう思って、子ども達も含めて家族全員で意見を出しあい、みんなの意見を取り入れて設計してもらいました。私が「のぼり棒」が欲しい、と言うと、それをきっかけにか、妻からも子ども達からもアイデアがたくさん出てきました。今思うと、みんなで家づくりに関わったことは、とても良かったなと思います。

家族に合う、生活動線

あともうひとつこだわったのは、生活動線です。
帰宅したら、着替えて、うがい・手洗いはリビングに入る前に済ませる。お風呂に入るときは、パジャマを取りに行ってそこで服を脱いで、お風呂に入る…。 服を脱いで、洗濯機で洗い、干す。乾いたら、畳んでもとの場所にしまう。そんなことをイメージしながら、日々生活しやすく、散らからないような生活動線にしてもらいました。服やものがたくさんしまえるWIC、家の特徴のひとつである蔵収納は、とても役に立っています。

家を造る木

家を造る前に、実際に家に使われる材木を三重県熊野市まで見に行く機会を作っていただきました。
丸太のまま木が集められている原木市場や、組み立てられる前の本物の国産の木を自分たちの目で見ることができ、家が出来上がった際のイメージを膨らませられてとても有意義でした。社会見学のようで、子どもたちも、私たちも勉強になりました。

工事中のこと

大工さんや職人さんは技術に申し分なく、木の性質を良く理解されていましたし、工事中に近隣から大きな苦情もありませんでした。
新築した場所は、当時住んでいた場所からは離れていたので、現場にはあまり行けませんでしたが、山本博工務店のブログで、日々の進行状況を写真つきで見れたので、家ができあがっていく様子がよく分かりました。

無垢の家での生活

無垢の木・無垢の床の家はとても気持ち良く、気に入っています。
テーブルや椅子もあるのですが、床に寝転がって本を読んでいます。1階の大きな窓の上は吹き抜けになっていて、吹き抜けの下に寝転がると、2階の板張りの斜め天井まで見えてとても気持ちの良い景色です。 あまり個室にこもらないように考えて設計してもらったので、子ども達もリビングで勉強しています。キッチンもリビングとつながっているので、みんなリビングに集まって団欒しています。 エアコンなしの生活が理想だったので、新築時は取付けなかったのですが、昨年の夏は特に暑くて、2階の寝室には設置しました。冬はOMソーラーの働きのおかげで、玄関に入った瞬間に温かさを感じることができます。 細かいことがを言えばキリがありませんが、コンセントなどの位置は住んでみないと分からなかったと思うことがあります。ですが、妻が細部に渡って考えぬいてくれたので、快適に毎日を過ごしています。

柔らかく響く家 @兵庫県川西市

2011年に竣工した住まい手さまのおうち。
南に見晴らしよい郊外の住宅地。少し高くなった敷地に建つ家です。
家全体がゆるくつながり、OMソーラーと薪ストーブが家全体を心地よく包みます。

「ばんまい」を通じて知った山本博工務店

家造りを考え始めてから、大手ハウスメーカーの住宅展示場へも行きましたが、全く良いとは思えませんでした。
そんな中、池田市自然食レストラン「ばんまい」さんに置いていた年間自作堂のお知らせを持ち帰ったことから、山本博工務店のことを知りました。 以前から建築関係の本は好きで読んでいましたので、OMソーラーを施工される工務店は良心的な仕事をされるなと感じていました。奥村昭雄さんの考え方は素晴らしいし、それに賛同されている工務店さんも素晴らしいなと思っていました。

でしゃばらないけれど自分を持っている

家をつくる上で、こだわってもらったポイントは肩の力の抜けた感じの「でしゃばらないけど、自分を持っている」という家でした。
私達自信も、そういう人間でありたいと思いながら日々を過ごしているので、私達の住む家もそうであってほしいなと思ったのです。山本博工務店の社長や設計の常山さんは、本当にこちらの身になって考えてくださったと思います。設計が始まったころ、熊野市へ材木を見に連れて行ってもらいました。原木市場を案内してくれた池正製材所のご主人は職人気質の香りを漂わせ、私達は尊敬するばかりでした。奈良県吉野郡の家具屋「グリーンフォレスト」さんでも、材をたくさん見て、説明もしてもらい、手入れの方法も教えてもらいました。その道のプロは、素晴らしいなと素直に感動しました。「グリーンフォレスト」さんには、新しい家の合うダイニングテーブルを作っていただきました。

工事中のこと

棟梁の大内さんをはじめ、若い大工さん達も生き生きとコツコツ仕事をこなされていて、建築中は活気がありました。
もともと住んでいた家のすぐ近くでの新築だったので、毎日経過を楽しみに見せてもらっていました。毎日見れたから工事中も何も心配にはなりませんでした。ただ、東日本大震災が起こった2011年3月11日はちょうど基礎工事中だったので、こんなスムーズ進んで、幸せなことでいいのか、と思ってしまいました。 でも、ご近所さんも完成を楽しみにしてくれていて、いつもの散歩道を少し変えて、家の前を通る方が増えました。

自然と一緒に過ごせる家

リビングのソファに座ると、南の庭越しに外が見えます。
でも、ガラス戸を閉めておけば外からは見えないんです。だから夏場は網戸だけにして、すだれを吊って…とても気持ちいいです。そのソファでは私はギター、妻はキッチンでご飯作り、息子と娘はダイニングテーブルに座ってTVを見たりご飯を食べたり…輪にならなくても、同じ空間で過ごすことができています。1年目の夏はエアコンなしでも何とか過ごしました。風の通りが良く、障子の和紙や壁の漆喰や木材が湿気を吸っている気がして、以前の家とは比べ物にならない程過ごしやすいです。冬は、無垢の床板が温かくて、朝でも足が冷たいと思ったことはありませんでした。もし、もう一度家づくりできるとしても、今度はこうしたい、ということは今のところ見当たりません。それだけよ~く考えていただいた結果かもしれませんね。

吹き抜けでつながる家 @大阪府河内長野市

2010年に完成した住まい手さまを訪ねました。
以前は冬になるとオリーブオイルが凍るほど寒い家でしたが、新しい家に住んでからは、エアコンなしでも夏はグリーンカーテンで涼しく、暖房はこたつとペレットストーブで暖かく。
風通しのいい設計と、セルロースファイバーの効力で、快適な暮らしをしていらっしゃいました。

無垢材との出会いから家塾の講座へ

20年余り前の話になりますが、いちょう一枚もののまな板に出会いました。
それから10年が経ち、我が家に栃の木一枚もののテーブルがやってきました。それからというもの、無垢の木の心地よさを手放せなくなりました。国産材をふんだんに使った家に住みたいという思いは、日に日に増して行きました。いい家塾での講座は、よりよい家づくりのため、よりよい土地探しのために、具体的に、現実的に導いてくれました。

不安から期待へ

工事中は今か今かと待ち遠しいものでした。
しかし、設計図が出来上がっているのに、住んでいた家がなかなか売れなかったことや、新しい土地、新しい家に住むことに経済的・体力的なから消極的になっている家族に私の「こんな家に住みたい」という思いを伝え、理解してもらうことに苦労しました。ところがいざ設計、建築、完成へと進むにつれ、少しずつ家族の気持ちが動いてきたようです。ともかく引っ越してからは、私も含め、みんな楽しくて仕方がないという感じです。

完成して

ただただ吹き抜けのある空間に住みたくて、でも図面を見ただけではなかなかどんな風な空間に仕上がっていくのか実感できませんでした。
完成見学会の後、立体になった空間を体感し、想像以上に素晴らしいものになっていました。もちろん心地がいいのは言うまでもありません。特に吹き抜けを作ったことで、1Fと2Fがつながっているようで、私達には大きなプレゼントでした。子供たちは(24歳と20歳ですが)この家を遊び空間と思っているようで、生活空間はおまけのようです。

暮らしに程良い家 @大阪市

2009年に竣工した住まい手さまのおうち。有機野菜のお店を開く住まい手さま。
エアコンがなくても、ご自分達で工夫しながら自然な暮らしを楽しんでいらっしゃいました。
コンパクトながらも木や自然素材を使った、ご夫婦お二人にぴったりなおうちです。

山本博工務店との出会い

OMソーラーの資料請求をしたことがきっかけで、山本博工務店さんからは、長い間資料を送ってくださっていて、一度見学会に参加してみようと思いました。
それから、家を建てるならここにしようと考えてはいたのですが、資金面で本当に可能なのかどうか、不安がずっとありました。 それでも、一度声をかけてみようと思ったのは、山本社長と容子さんがサポーターをつとめる、NPO・後悔しない家造りネットワーク「いい家塾」の講座に参加してからでした。

住み続けられる家

設計をしてもらうときのこだわりは、何といっても「木の家」!木や自然素材が使われた家、ということが一番でした。
そして、年をとっても、永く心地よく住み続けることができる家を希望しました。

工事中のこと

準防火地域ということもあり、多くの制限がある中で、本当に思い通りの家ができるのかということはとても不安でした。
しかし、私達の希望には、できる限り応えようとしてくださったことはとても感謝しています。 棟上げが7月中頃で、真夏を挟んだとても暑い時期で大変だったと思いますが、大工さんも監督さんも、みなさんで本当に一生懸命造っていただけたと思っています。

住み心地

天井が高くて、大きな梁が見えるダイニングはとても気持ちいい空間で、お気に入りです。
その奥の6畳の和室は団欒の場所で、夏は椅子、冬はコタツを置いてくつろいでいます。 家にはエアコンがないので、夏は暑いし、冬は寒いです。 夏の暑さは、すだれをつけるとましになりました。でもやっぱり、一番暑い時期は2階で長時間過ごすのはちょっと難しいです…。冬は1階が寒かったのですが、カーテンをつけると少しましになりました。今年は、2階もカーテンをつけていろいろ工夫してみようと思っています。 建築当時はありませんでしたが、OMソーラーのクワトロソーラーのように、電気も自給できるシステムが導入できたら、理想的ですね。 以前の「自然のめぐみvol.19」の中で「家に住んでいる」のではなく「家と住んでいる」という文章がありましたが、うちも本当にそんな気がするんです。木がいっぱいのこの「おうち」と、いつまでも仲良く暮らしたいと思います。

吹き抜けのある家

2003年に竣工した住まい手さまのおうち。
旗竿型の変形した土地に建つ六角形の家は、その形をうまく利用し、他にはない使いやすさを実現しています。
不思議な緑を感じる工務店とお施主さまの出会いの中、完成した家です。

不思議な形の土地との出会い

中古住宅に10年ほど住んでいて、家づくりは少しずつ考え始めていた頃でした。
2002年の秋ごろ、ふと見た不動産屋の広告で見たのが、今の土地でした。バブルがはじけた後でとても安かったんです。他に四角い土地ももちろんありましたが、価格交渉に応じてくれてことと、この傾斜にある旗竿の形には面白い家ができそうだなという予感がしました。

自然素材、OMソーラー

土地が決まり、どこに建ててもらおうかと考えているときにキッチンリフォームをしたときのことを思い出しました。
オーロラという木のキッチンがいいなと思って、実際に使われているお宅を見せてもらいました。そこは無垢の床や自然素材を使った家で、とても居心地がよく、こうゆう家もあるのだと初めて知りました。それから、家づくりをするときにはこうゆう自然素材の家で建てたいと願うようになりました。 それから自然素材で家づくりをしている工務店、設計士を探し始め、OMソーラーの会員工務店がヒットしたのです。エアコンが苦手なこともあって、太陽熱で暖房ができ、夏も涼しく過ごせるOMソーラーは家づくりの新たな条件となりました。 そんなときに、OMソーラーで国産材の家づくりをされていた山本博工務店と出会い、OMソーラーのことをよく理解されている設計士の中島さんを紹介してもらいました。そのとき判明したのですが、山本博工務店の山本容子さんと高校の同級生で、すごく縁を感じました。

設計から工事完成まで

設計段階で、中島さんは太陽の動き、風の流れを実際に模型でシミュレーションしてくれて、この場所で最も効率がよく、快適に過ごせるような設計をしてくれました。
山本博工務店の棟梁もいつも黙々を丁寧に作業してくださって、熊野の杉や檜がふんだんに使われたしっかりとした木の家ができました。

住み心地

住み始めてから、腰痛や膝の痛みが少し和らいできたのが不思議でした。
OMソーラーのおかげで、家中同じ温度で、夏も冬も過ごしやすいからかなと思います。 家の真ん中にある吹抜けは、家族の声や気配を感じることができて、家中をつないでくれている気がします。

暮らしやすさ「最高」の家

1999年に完成した住まい手さまを訪ねました。
希望する暮らし方を的確に伝え、こだわりがたくさんつまった家。工務店、設計士、そして住まい手さまが三位一体となりつくりあげた家。その暮らしやすさは何度も「最高です」と言っていただけました。

希望が形になった家づくり

少ないエネルギーで快適な家を、と考えているとき、近所で開催されている見学会がOMソーラーの家でした。
それからOMソーラーの自然な居心地のよさと、木の家が気に入りOMソーラーの家を建てようと思いました。山本博工務店の社長に出会ったとき、とても誠実そうな人で、この人が社長なら安心と思い、施工してもらう工務店を決めました。 計画が始まってからは、家族で住み心地を考え、細かいところまで設計士に伝えてうまく取り入れてもらいました。 おかげで使うところに必要な収納場所があるなど、家全体がとても使いやすいです。特にキッチンは少ない動線で料理ができる配置になっていて、キッチン廻りの家具も、棚の高さ、炊飯器の置き場所などを自分達で考えて形にしてもらいました。 工事に来てくれた大工さんや職人さんは、みな真面目な人たちで、丁寧な仕事をしているなと感じました。工事中も何も心配せずに全てをお任せできました。

敷地条件を生かす

大通りから一本入った住宅の密集地で、南側に家があり、陽の光が入りにくかったので、大きな吹き抜けにして2階の窓から光を入れてもらいました。
防火地域のため、鉄骨造ですが千本格子の玄関や、外壁を板張りにして、大好きな木造建築風にしました。 大通りが近いので車の騒音はありますが、音楽を趣味にしている息子たちは、家のなかでもドラムの練習ができるので友達に羨ましがられています。

住み心地

1番寒いときは、室内でも厚着が必要ですし、1番暑いときはクーラーがなければ眠れませんが、冬の寒いときにOMソーラーの自然な温かさが床から上がり、吹き抜けを通じて家全体が温まります。
お湯取りのおかげで夏ならば40度のお湯が採れ、ガス代も随分助かっています。 建築当時は夫婦共働きだったので、夫婦が働きながら、2人の子供を育て続けるという生活条件の中で、最適な場所に考えうる最高の家ができたと思っています。 今は仕事を引退したので、1年の1/3はヨーロッパの運河でクルージングを楽しみ、あと2/3は家の手入れをしたりしています。普段から手入れをしていると、小さな不具合がすぐみ見つかるので大事になる前に対処できますよ。