職人さんの「汗と夢」を絵本に。静岡の仲間が届けてくれたもの
2年前、静岡から杉村喜美雄さんが、わざわざ大阪の弊社まで訪ねてきてくださいました。杉村さんは、OMソーラー協会で一緒だった同業の仲間です。何年ぶりかの再会でした。

2年前、杉村さん(右)が訪ねてくださったときに、山本社長(左)と撮った一枚。手には絵本を持っています。
杉村さんは、ご自身の工務店の社長を息子さんに譲られたあと、職人さんの仕事を絵本にして残す活動を始められました。団体名は「職人さんの汗と夢」。畳屋さん、板金屋さん、塗装屋さん、建具屋さん、左官屋さん、瓦屋さんなど、いろいろな職人さんを題材に、「絵ことば」という絵本シリーズを作っておられます。
なぜ絵本なのか
息子さんに会社を託したとき、建築業界がこれから厳しくなることは、すでに分かっていたそうです。それでも後を継いでもらい、そのうえで「自分にできることは何だろう」と考えました。そして、なくなりつつある職人の仕事を、後の世代に残せるようにと絵本を作り始められたそうです。
絵本は、職人さんの仕事ぶりや、ご家族の日常を通して、仕事の魅力を描いています。子どもたちが、お父さんやお母さんの仕事に誇りを感じられるように。そして、職人さんになりたい人が増えるように。そんな願いが込められています。
約束のその後
訪ねてくださったとき、「いつか大工を題材にした絵本を作りたい」というお話もされていました。それから1年後に「新しい絵本ができました」と送ってくださり、さらに1年後にも、新しい一冊が届きました。約束どおり、こつこつと続けておられることに、頭が下がる思いです。
写真:今年までに届いた絵本とパンフレット

これまでに届いた絵本。どの表紙も、職人さんの道具や仕事の風景が描かれています。
後継者として
わたしたちも、先代から会社を受け継いていく後継者です。先代たちが、先のことを思って何かをやってくださっていた。その思いを強く受け止め、少しでもお役に立ちたいと思っています。
この絵本が世の中に広がって、職人という仕事がこれからも残っていくように。わたしたちも応援していきます。
写真:パンフレットの購入案内のページ
絵本は、公式ホームページから購入できます(日本語版・英語版あり)。「職人さんの汗と夢」で検索してみてください。読むことが、職人さんへの応援になります。ぜひ手に取ってみてください。

